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2008.03.28

惚れたが 悪いか

河口湖を一望する天上山。湖畔から山頂へのハイキングコースは
富士山眺望のメッカ「三つ峠」に繋がるルートとしてお馴染み。
晴れていれば最高の富士山を見ながら手軽にハイキングの出来るこのルートは
多くのハイカーが利用しています。

天上山山頂から河口湖畔に至るハイキングコースの中腹に小さな白樺林。
ハイキングの休息に丁度良い猫の額ほどの場所。
河口湖を右手に一望すれば、左手はスカッと富士山。
この場所に富士山・河口湖を仰ぐようにひとつの石碑があります。
太宰 治の石碑
写真だと何だか誰かのお墓と見間違う形ですが
これは太宰治の石碑なんです。
平成9年に建てられたもので、この20年は訪れていなかった私は知りませんでした。
惚れたが 悪いか
石碑の後にそびえる富士山は雲隠れ、
おまけに肝心の石碑の中心はみすぼらしい私の姿が写ってしまいましたが
刻まれた一文は
「惚れたが 悪いか」
「なんで富士山を見渡すこの場所にこの一言?」疑問に思いました。
昔と違い今は何でもネットで検索出来る時代。調べた引用をご紹介すると…

  『太宰の「カチカチ山」は、昔話「カチカチ山」のウサギを色気はないが16 歳の美少女、
  タヌキを彼女に惚れ込み大恥辱を受ける中年男に置き換えるという、ユニークな作品です。
  タヌキである中年男は、ウサギである冷酷な美少女に夢を抱き、
  彼女の拒絶を理解することなく追い回し、
  「惚れたが悪いか」の一言を残し、彼女に殺されるという物語。
  尚、この天上山の中腹、央平(なかばだいら)には、太宰治記念碑が平成9
  年6 月に建立され、「カチカチ山」からの一節、「惚れたが悪いか」が刻まれています。』

この場所は央平(なかばだいら)って言うんだ。
そう、ここは以前紹介したカチカチ山ロープウェイの中間地点なんですね。だからですか。

同じく富士山を見下ろす御坂峠の天下茶屋にも
「富士には月見草がよく似合ふ」のあまりにも有名な太宰の石碑があります。
でも私にとっては「惚れたが 悪いか」の方が強烈なインパクトがあり
この先ずっと心の中に残りそうです。

6月になれば、この文学碑周りの山肌には一面のアジサイの花。
アジサイの紫と共にまたご紹介したいと思います。


ニャンとひと押しお願いします。



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Posted at 22:21 | 富士山北麓 | COM(1) | TB(0) |
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